自身の経験とGoogle検索TOP10記事から発達障害と診断されても困らない、最高の適職について考えてみる。社会人デビュー元年は
好きでもないのに頑張れることなんかないよ、きっと。
そう思わない?
発達障害というものがどういうものなのか、調べてみて改めてそう思う。
発達障害というとネガティブな障害という言葉がどうしても目につく。耳につく。
アメリカでは障害という呼び名は減ってきているそうだ。例えば、注意欠陥多動性障害は注意欠如多動症といった風に。発達障害は弱みと捉えられることが多いが、裏を返せば強み(特性)として力を発揮することもできるようだ。
それから、「最高の適職」を考えるのだが、僕の基本理念に「キャリアアップ」や「金持ちになる」「ずっと他人の会社にお世話になる気は無い」「他人よりも1歩でも抜きん出る!」があるため、ただ平凡にそこそこやっていければ良いや、とかのあきらめ(妥協)は無い。この視点が僕の考察に組み込まれていることはわかってほしい。
今回の検索ワードは
「発達障害」と「適職」だ。
TOP10記事は最後の方にリンクをまとめておく。どれも役にたった。10数年近く前、1歩前に踏み出した時のあの心の震えが蘇る文章もあった。
最初は自身のこの10年近くを振り返り、適職だったのか?を分析しようと思う。
■社会人デビューした年・・・コールセンターでのテレフォンオペレーター、データセンターでの運用オペレーター
IT系の専門学校を卒業する年に、僕はシステムエンジニア系の求人にいろいろと応募した。
発達障害という足かせをもったまま、どこまでやれるかどうか不安が常につきまとっていた。
業界研究とかマーケットリサーチとかは出来なかった。当時(10年近く前)は自分にはこの概念が無かったのだ。
最近はリサーチを気にすることが多い。起業の道標にもなっていると思う。
下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる、
そんな覚悟で応募してもらった内定の1つが正社員派遣(特定派遣)だった。(CMも流してたメジャーな会社)
自慢話だが、5000人中の50人に選ばれた。5次面接まで取り組んだのだが、途中気づきも多かったと思う。通過する度に自信がみなぎった。
内定は応募を始めて間もなく出てしまったので、100社だって面接してやる!って思いはあっけなく吹き飛んだ。
インターンシップは応募制だったが、希望して数週間取り組んだ。
この時の職務は「テレフォンオペレーター」と呼ばれるものだった。
インターネット回線工事の調整だったのだが、周辺知識もなかったため事前研修などが大変ありがたかったと記憶している。
ただ、インバウンドもアウトバウンドも慣れなかった。件数が評価項目の1つとなっていたようで、自分はずっと最下位だったのが悔しい。
僕の発達障害は、「アスペルガー症候群」と「ADHD」の2つだが、テレフォンオペレーターはちょうど苦手に分類される仕事だったと思う。
◆テレフォンオペレーターは適職か?→NO!
※訓練次第の面も大きい。例えばワーキングメモリは訓練により向上できる。
<苦手ポイント>
・マルチタスクの同時処理→電話が鳴り続ける中、件数も稼がないといけない。すると1件の完成度と成果(件数など)のバランスを考慮することになる。このマルチタスク処理は発達障害には苦手とされる分野だ。
・1つの事にずっと集中する。→理路整然としたインバウンドはほとんど無い。準備が完璧なアウトバウンドも無い。業務に必要な知識も無かったので、1案件のゴールもよく理解出来ず、集中が続かなかった。顧客との話の途中でワーキングメモリがオーバーしてしまうことが何回もあった。
インターンシップが終わり、特定派遣での就業が始まるとデータセンターに派遣され、運用オペレーターとなった。
◆運用オペレーター(データセンター)は適職か?→NO!
<苦手ポイント>
・慎重さが求められる→オペレーションミス1件でもあってはならない。アラートが鳴ると、切り分け、切り分け、切り分け、そんな事務的な確認作業を繰り返すため、とても退屈であった。就業時間中、気がそれることが何度もあり、切り分けミスが多くなった。夜勤がほとんどで、昼間に睡眠をとってはいたが、勤務中眠くなることが何度もあった。
・マニュアルなどが整備されていなかった→各資料があちらこちらに散らばりまとめられていない。重複するような情報や、新旧判断が必要な情報源などが散乱していたため、その場での情報整理がほとんど追いつかなかった。情報更新する体制も無かった。ベテランオペレーターの経験ベースの業務体制になっていた。
******余談*******
発達障害とは別の話だが、「クロノタイプ」というものをご存じだろうか?
人間1人1人、朝方に活動を得意とする者、夜遅くから活動を得意とする者に分かれるのだが、これをクロノタイプという。遺伝子的な研究にもとづく概念だ。(昼型もいるようだ。)
僕の場合、判定してみたところ、朝型が得意とするクロノタイプが出ているので、宵の口から早朝に向けての勤務(夜勤)などは遺伝子的に苦手というわけだ。発達障害云々以前に、夜勤がデフォルトのデータセンター勤務は、遺伝子的にも適職ではなかったと言える。
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******余談2*******
苦戦してばかりだったが、1つ誇れることがある。
それは、新人賞の1次選考にランクインしたことだ。
同期が50人弱いたが、新人賞候補5人の中に選ばれた。
目立った成果を出せた覚えはあまり無いが、
客観的な評価として得られたものなので自信になっている。
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さて、話を戻すが社会人デビュー早々、苦手な事に取り組んでたのかと思うと、発達障害のことはもちろんのこと、リサーチが重要なことを思い知る。発達障害者向けの就職支援もいろいろあるので、利用してみるのもいいだろう。相談員と話をするだけでも有益だと思う。僕はそのような就職支援に頼らなかったので無茶したなと思う。
ただ、完璧に準備が整うことは無い。頭が悪かったり、環境に恵まれなければ、なおさらだろう。そんな時こそ、準備不足でも1歩前に踏み出そう。経験は偉大さに満ち溢れている。恥ずかしさや失敗という苦渋はなによりも「賢さの種(かしこさの種)」になり、自身の血肉になり武器になるだろう。ただ、歴史に学ぶことは欠かせない。だから学習は続けている。科学知識。経済知識。歴史。好みはあるが分野問わず本などを活用している。
不安になった時に、思いだす、好きな漫画のセリフにこんな言葉がある。
「人生はいつも準備不足の連続だ、常に手持ちの材料で前へ進む癖をつけておくがいい」
―――エヴァンジェリン・A・K・マクダウェル
著書名:魔法先生ネギま! 著者名:赤松健
下手でもなんでもやってみよう。良い意味で誰もみてないし、誰にも責められないからね。ひと目を気にする必要があるのは人気者になってから、有名に成り始めたときからだと思うから。手持ちのカード(材料)は増やし続けよう。戦いの幅が広がるからね。
続く
by UG
以下、検索TOP10のサイト。
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<行政資料>